PayPayフリマで3700円で購入した「PENTAX *ist DS」で撮影してみた。
PENTAX *ist DS+smc PENTAX FAJ 18-35mm F4-5.6 ISO200/f11/1/1250

最初届いた段階で8GBのSDを入れたら「カード異常」表示が出て電源が切れちゃう。
「?」って思って色々考えたら、今から18年ほど前はSDHCとか認識できないんじゃないかと思い、ファームウェアを確認したら「Ver.1.0.0」って表示・・・初期値じゃないか! ってことでPENTAXのサポートから最新ファーム「Ver.2.0.2」をダウンしてアップデートをしたら16GBのSDをちゃんと認識してフォーマットできた。
JPEGの最高品質(6M)でも記録枚数は最大値の999枚を指してるので、実際には何枚撮れるのか知らないけど楽しめそう。
ついでに記録をRAWにしてみたけど、やっぱり999枚になってるので、6MのRAWってどんなもんだんだろう? ってことで、このカメラはRAW専用にしようかな・・・現像が面倒だけど。
にしても、18年前の有効610万画素のSONY製CCDは色乗りがイイね。

実はこの「smc PENTAX FAJ 18-35mm F4-5.6」ってレンズ、メチャクチャ評判が悪くって、PENTAXのデジタル一眼の初号機である「*ist D」の発売に合わせて急遽作られたようで、発売当初から悪評が溢れ、「*ist D」の後継機「*ist DS」の発売に合わせて「smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6 AL」へと標準ズームレンズの座を引き渡します。
まぁ、18-35mmに対して18-55mmで、F値も4-5.6に対して3.5-5.6と負け越してるので、長続きはしないレンズだったんでしょうね。
K-1(フルサイズ)が発売になった時に、フルサイズ機で使用できるレンズとして一瞬だけどクローズアップされ、中古市場でも価格が上がったようだけど、結局はK-1ユーザーからは敬遠されて、販売中止になった途端に、メーカーのレンズカタログからも消えてしまい、今では過去製品としての記録も抹消されてしまったようで、販売中止カタログにも載ってないんですよね。
オレもsmc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6 ALとどっちを使うって聞かれたら間違いなく18-55mmを使うと思うけど、ハードオフで思わずこのレンズを見つけてしまった時、「買わなくちゃ!」って気持ちが強く働いたんだよね。
素人目からは・・・そこまで嫌わないでもイイんじゃないかって思うんだけどなぁ。