みなかみ町 町内の木材使った木製ヘッドホン製品化 販売へ
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町の面積の大半を山林が占めているみなかみ町が、町内の木材を使って製品化を進めていた
ヘッドホンが完成し、来月から販売を始めることにしています。
みなかみ町は面積の9割を山林が占めていますが、木材の需要が減って里山の手入れが行き届かなくなり、鹿などによる農作物の食害も深刻化しています。
このため町では、2018年から木材の活用や地域の活性化をめざした取り組みを進めています。
その一環として、県出身の音楽プロデューサー、多胡邦夫さんの協力を得ながら、町内の広葉樹の木材を活用した木製のヘッドホンの製品化を進めてきました。
このヘッドホンが完成して今月14日、みなかみ町役場でお披露目会が開かれ、製品化に協力した多胡さんが「すごくきれいな色白なヘッドホンに仕上がっています。
ぜひこれを全国の皆さんに手に取ってもらいたいです」とあいさつしました。
完成したヘッドホンは、重さはおよそ320グラム、カエデを使ったことで原音に忠実なナチュラルな響きになるということです。
早速、完成したヘッドホンで音楽を聞いたみなかみ町の鬼頭春二町長は「ヘッドホンで聴いている感じがしない。すごいいい音がします」と話していました。
みなかみ町農林課の吉田裕哉主査は「広葉樹はなかなか利用されてこなかったので、すばらしい製品として利用されることを大変うれしく思います。
資源が活用されることで森の美化が進めば」と話していました。
ヘッドホンは、来月1日から販売を始め、みなかみ町のふるさと納税の返礼品にも加えるということです。
これはアリだよね。
ハンドメイドだろうから高級品の部類になりそうだよね。