終戦記念日が近くなると、CSの映画系チャンネルでは戦争映画を放送するようになる。
そんな中で、日本映画専門チャンネルで放送された「ハワイマレー沖海戦」が面白かった。
この映画、1942年に制作されてるんだよね・・・つまり、太平洋戦争の真っ最中に戦意高揚を目的として作られたんだと思うけど、実によくできた映画だと感心した。
始まって最初の画面に「大本営海軍省報道部企画」「海軍省後援」とか出て、マジかってちょっと感動してしまった。
戦争中に作られた映画なので、登場する零戦や九七艦攻、九九艦爆、一式陸攻とかのヒコーキが全部本物! 真珠湾に向かうために空母赤城から次々に発艦するヒコーキがメチャクチャカッコイイ。
特撮監督は円谷英二らしいんだけど、ミイチュアを使った真珠湾に停泊する太平洋艦隊のリアルさに驚いてしまうよ。
変に反戦意識を押し付けるような作品と違って、こういった作品は記録としてDVDに残しておきたいと思うんだよね。


そっか!本物なんだ!